ソロティピー1TCに限らず、ワンポールテントで気になるのはセンターに位置するポールですよね。ワンポールなので当たり前なのですが…
これを二又化するだけで劇的に居住空間が広がり、同時にフロントウォールを使用すればさらに空間が広がり、レイアウトの自由度が大幅に向上します。
また、フロントキャノピーの立ち上げも二又化すれば視界を遮るポールも無く、さらに快適に!
ワンポールテントのユーザーには良いことずくめなダブル二又の簡単な方法のご紹介です。
ソロティピー1TC 簡単ダブル二又で快適に!
ワンポールテントの二又化のやり方は色々とありますが、私の場合、テント本体はBUNDOK純正の二又ポールで、フロントキャノピーとフロントウォールはFIELDOORの二又パーツと二又化には立ち上げ用に別途ポールが必要となりますので、長さ調節可能なポールを使ってまとめて立ち上げます。
BUNDOK(バンドック) ソロティピー 用 フタマタ BD-75
まずは、テント本体をBUNDOK(バンドック) ソロティピー 用 フタマタ BD-75を使って普通に立ち上げます。これだけでも居住空間がグっと広がります。
以前、安さにつられて社外のスチール製二又ポールを購入しましたが、使い方が悪かったのかすぐにポッキリ折れてしまいました…
フロントキャノピーとフロントウォールをまとめて二又
次にFIELDOORの二又パーツと長さ調節可能なポールを使って、フロントキャノピーとフロントウォールを一気にまとめて二又化しちゃいます。
FIELDOOR 二又化パーツ
フロントウォールが発売前は別の安い二又パーツを使っていましたが、フロントウォールまでまとめて二又化するにはFIELDOORの二又パーツが便利です。FIELDOORの二又パーツには取り外し可能な先端ピンとポール固定用ベルトが付属しており、これが簡単二又のポイントになります。
先端ピンがあることでフロントキャノピー、フロントウォール、ロープまでまとめる事が簡単になります。何度も使用していますが、今のところ強度の問題もありません。
そして地味に活躍してくれるのがポール固定用ベルト。ほとんどの二又パーツには付属しているようですがこれを使わないと立ち上げ用のポールの位置がズレたり、最悪倒壊してしまう可能性もあります。
※フロントウォール無しで、フロントキャノピーのみ二又化の場合は先端ピンの無い二又パーツでも大丈夫です。また、二又パーツを使わない方法もあります。
※フロントの二又化には立ち上げ用のポールが別途必要となります。二又化をしない場合はソロティピー1TCに付属の立ち上げ用ポールでフロントウォールも設置できます。
二又化の手順
ポール固定用ベルトをフロント側のペグ2カ所と一緒に打ち込み、ベルトに立ち上げ用ポールを通して固定します。これで二又化した時に立ち上げ用のポールがズレる事を防げます。あとは二又パーツにポールをセットして先端ピンに下から順にキャノピー、フロントウォール、ロープをかけてガバッと一気に立ち上げロープを張って固定します。
立ち上げた後は、微調整しながらフロントウォールのペグを5カ所打って完成です。この時にフロントウォールの隙間が気になるようなら説明書通りではなくフロントウォールを幕の内側から外に引っ張るようにしてサイド4カ所ペグを打つと幕本体との隙間が軽減されます。
ちなみに立ち上げ用のポールですがViaggio+さんの長さ調節可能なタープポール(直径28mm)を使用しております。長さは正面向かって右を235cm、左を215cmです。ポールの高さが足りないとフロントウォールがダルダルになりますのでご注意ください。
ソロティピー1TC 簡単ダブル二又で快適に!
ダブル二又のメリットは、何と言っても居住空間が広がる事と視界を遮るポールが無くなる事。これだけでワンポールテントの快適性がグッと広がります。フロントウォールを使えばさらに空間が広がり、レイアウトの幅も広がるので、底冷えのする冬場などはハイコットを使用する事も出来ちゃいますし、就寝前にほとんどのギアを幕内に入れておくことも可能なので防犯的な観点からも良いかと。ソロならお籠りも余裕でできます。
この方法で何度も使用しておりますが、今のところ多少の風があっても、テントが倒壊したり、パーツが破損した事はありません。
別途パーツが必要とはなりますがソロティピー1TCに限らず、WAQさんなど他メーカーのワンポールテントでも応用が利くと思いますので、ワンポールユーザーの方は是非お試しください!